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スタジオ温では木と漆を中心に様々なものづくりを行ってきました。
スタジオ温の今をかたち作るこれまでの仕事の数々をご覧ください。
木と漆の本質をデザインして創作する工芸ユニット
スタジオ温では木と漆を中心に様々なものづくりを行ってきました。
スタジオ温の今をかたち作るこれまでの仕事の数々をご覧ください。
漆を乾燥させるために必要な湿度を保つ漆風呂。趣味で金継ぎや漆塗りをされている方から、小規模に漆を扱うプロの方々まで、小さいながらも本格的な機能と耐久性を備えた手風呂を是非ご覧下さい。
外形寸法:W400×D400×H400(mm)
内形寸法:W340×D340×H325(mm)
付属部材:横渡棒4本、差し板4枚
重 さ :4.7kg
木 材 質:スプルース
価 格:¥100,000-(消費税・送料別途)
● 慳貪蓋(けんどんぶた)
慳貪蓋を採用。構造とデザインをシンプルにしてコストも削減しました。
● 粗挽きの内側
風呂の内側は帯鋸で製材したままのザラザラとした表面にしています。 こうする事によって保水力を高め、漆風呂としての機能を向上させています。 外側は手鉋で仕上げ、塗装をしなくても撥水性、防汚性能をあげてあります。
● 湿すための構造
漆風呂は絶えず内側を湿すという、木製品にとっては過酷な条件で使用されます。 従って木材の膨張収縮を考慮した構造でないと、破損の原因となってしまいます。 この手風呂は通常より溝を深く掘り(下図参照)、膨張した時(赤い部分)の幅を 吸収できる様に、遊び部分を大きく取り、乾湿に耐える構造になっています。
総檜造りの新築家屋に、本漆での拭き漆。伝統美の再現。
施工場所:鎌倉・個人邸(8畳間、玄関、ドア、天井まわり)
施工日:1996年12月
PRIMAL BEAT
磨きあげた御影石の上に、サンドブラストで描かれた線を金銀箔で装飾。
人を感知して照明が変化するしくみ。
プロデュースは(株)乃村工藝社。 意匠デザイン、徳永雅之。
施工場所:大江戸線・六本木駅改札
サイズ:W8,000×H1,800mm
施工日:2000年11月
木製バッグの製作
大手アパレルメーカーの依頼を受けて、木と本漆を使ってバッグの片面を製作。もう半面は本革製で、限定90個。
2004年、春コレクションにて発表。
サイズ:φ380mm×90mm
2003年07月製作